介護道楽・ケア三昧

■このブログは、私（山崎）が清山会医療福祉グループの役職者向けメーリングリストに投稿した原稿の一部を配信するものです。

お疲れさまです。山崎です。清山会MLから送信します。
＝＝続き「職場のメンタルヘルス」＝＝

【問】上司と部下の関係は、役割関係だけの味気ないものなのか。
【答】否。互いの役割を誠実に務めながら目的を成したときに、個人的な深い満足と信頼関係が築かれる。人間同士の信頼関係とは、本来そういうものではないでしょうか。戦友は戦場の生き死をとおして、家族は養育や介護をとおして、上司と部下は仕事をとおして、互いの役割に務めながら少しずつ絆を太くするのだと思います。

部下の役割は、組織の「目的」を理解して、まとまり、動き、育つこと、ですから、まずは組織の目的を理解することが肝心です。目的を押えた部下は、上司と同じ次元に立つことができますし、もしも上司のやり方がまずければ、直言して上司を超えることもできます。

組織の目的の第一は、といえば、理念と社風であります。前回の全体運営会議で、月間MVPの提案をしました。「理念と社風」に貢献した職員（係長以上は除く）を各職場から課長・係長に推薦していただき→全体経営会議で選抜→全体運営会議で表彰するというものです（賞金5万円）。

課長・係長の皆さんが、理念と社風を改めて意識し、職員を見つめ直すきっかけにしてもらえれば、と願っています。