介護道楽・ケア三昧

■このブログは、私（山崎）が清山会医療福祉グループの役職者向けメーリングリストに投稿した原稿の一部を配信するものです。

お疲れさまです。山崎です。清山会MLから送信します。
いわゆる成功哲学と呼ばれるジャンルのビジネス書は、とても常識的で、楽天的です。・・・・・

精神科医の僻んだ目で見れば、まぶし過ぎて、胡散臭くて、もともと好みではありません。が、ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」、デール・カーネギー「道は開ける」「人を動かす」、中村天風「成功の実現」に続いて、スティーブン・Ｒ・コヴィー「7つの習慣」を読むうちに、どうも違和感が薄れてきました。確かに学ぶところがあります。若い職員の方には、早いうちに、こうした本にも触れておくことをお勧めします。


7つの習慣の7つ目は、「刃を研ぐ」でした。
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森の中で一所懸命ノコギリをひいているきこりがいる。汗だくになって、大きな木を切っている。「少し休んで、ついでにノコギリの刃を研いだらいかがです。そうすれば仕事がもっと早く片付きますよ」きこりはこう答えた。「刃を研いでいる暇なんてないさ、切るだけで精一杯だ」


刃を研ぐことを、つい後回しにしていないか。時間に追われていつもセカセカした気持ちになっている自分などは、実に耳の痛いところです。Ｒ・コヴィーは「7つの習慣」をもとに、手帳による時間管理術も提唱しています。仙台ロフトにそのコーナーがあるらしいので、近いうちに行ってみようと思います。