介護道楽・ケア三昧

■このブログは、私（山崎）が清山会医療福祉グループの役職者向けメーリングリストに投稿した原稿の一部を配信するものです。

お疲れさまです。山崎です。清山会MLから送信します。
今日の会議でご報告する予定のインドの写真を、徹夜で整理しました。・・・・・

徹夜の割には…、という仕上がりですが、今日ご出席の皆様には、どうか寛容な心で聞いていただけますよう、お願い致します。

＝＝山際素男．不可触民．p225＝＝
インドは、そこに訪れる人間を裸にする。後生大事にもちこんだこちら側の思惑を、ズタズタに引き裂く。有無をいわせぬ力で混乱におとしいれる。

想像を絶する人間差別の現実を、眼前につきつけてくるからだ。人間差別の極限をかいまみせるアンタッチャブル（不可触民）の苛酷な運命がそこにくりひろげられているからである。カーストという拷問具にも似た社会的な足枷である。その理不尽な伝統装置に苦しむ人びとの群れが、都市にも農村にもあふれかえっている。


インド人口の約四分の一、二億五千万もの人びとが、三千年の昔に生まれたカースト制度による差別意識に、今も呻吟しているといいます。今日のスライドは、こうした重い問題にまではとても及びませんが、とにかく見たままのお話をさせて頂きたいと思います。